第1話(2015年7月24日)
任期半ばで政権放棄、そんな無様な総理大臣を二代続けて出し、民政党の支持率は、歴史に残る低迷を記録。戦後三度目の政権交代が危ぶまれる、どん底の危機の中で総裁選に立候補した武藤泰山(遠藤憲一)は、民政党のドン・城山和彦(西田敏行)の力を借りて、ついに内閣総理大臣の座を手にする。
赤坂の高級クラブで長年の盟友、狩屋孝司(金田明夫)と公設第一秘書の貝原茂平(高橋一生)と祝杯をあげる中、貝原だけは泰山の息子・翔(菅田将暉)が事件を起こして足を引っ張らないよう釘を刺すのだった。
地位と権力にしか興味がなく、家庭を顧みない泰山に嫌気がさして、大学生になると自宅に寄り付きもしなくなった翔は、とある無国籍で猥雑な町にある『キッチンやみくも』に居候していた。そこを訪ねた泰山は、裸同然の女と手を握り合っている翔の姿を目にする!
総理大臣になったことを告げてもたいした興味も示さない翔に「事件だけは起こすな」と釘を刺し、『キッチンやみくも』をあとにする泰山だった…。
翌朝、泰山のもとに経済産業大臣・江見が失言をしたという報告が入る!
その日の予算委員会は「中小企業の社長は、企業努力が足りないんだバカヤロー」という江見の暴言で持ちきりに。城山からは「一度坂を転げ始めると、驚くほど速い。江見は辞任させろ」とプレッシャーをかけられ、泰山は困惑する。そして痛んでいた奥歯がさらに痛み始めたその時…!
一方、翔は『キッチンやみくも』にやってきた怪しい男と対峙していた。どうやら店主の闇雲渡(原金太郎)には借金があったようで、その返済が滞ってしまったようなのだ。
折しも店に来ていた憧れの先輩・南真衣(本仮屋ユイカ)と、その後輩・村野エリカ(知英)の手前、勇ましくその男を追い返そうとする翔。だがちょっとしたアクシデントで翔の頭にフライパンが激突する! 激しい痛みを感じたその時…!
目が覚めると翔は予算委員会の真っ只中にいた。周りを見回すと威厳のあるオジサンたちばかり…。「ウソ! 国会? なんで!?」と小さく叫び、若々しい動きでキョロキョロする翔。しかし周囲の人間たちには泰山の姿に見えたままのため、どうにもおかしな光景に…。異変を感じた委員長は休憩を挟むことにし、その間に翔は慌てて私邸へと向かう。
その頃、予算委員会にいたはずの泰山は『キッチンやみくも』で目覚めていた。真衣、エリカら見たこともない人々に囲まれ、思考回路が完全停止する泰山。慌ててトイレに駆け込み鏡を見ると…そこには息子・翔の顔が映っていた!
声を押し殺しながら、悲鳴を上げる泰山。わけがわからぬまま私邸へと向かった泰山は、そこで自分の姿をした翔と再会するのだった。
なんとふたりの心と体が、なにかのきっかけで入れ替わってしまっていたのだ! 狩屋と貝原をなんとか信じさせることに成功した泰山と翔。なぜ入れ替わってしまったのか、病院へ行くにも、国の一大事だから、まず防衛大臣に伝えるべきなのか。いつ戻るかも全くわからない状況の中、まず明日、どう切り抜くか作戦会議を練り始める。
そしてふたりはそれぞれの姿のまま、互いの職務をまっとうすることになるが…?
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(這太好笑了,那什麼手巾 XD XD)
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遠藤憲一和菅田将暉飾演的父子靈魂調換…
靈魂調換已經不是什麼稀奇的題材了,但是父親的身份是總理大臣,兒子則是個「女子力」(女性魅力)高的大學生。
不一樣了吧,至少對於考驗兩位主演的演技來說。
「民王」由池井戸潤的作品改編。
感覺會是有笑有淚的劇。
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